螺旋特急ロストレイルに登録しているキャラクター背後のブログです
カレンダー
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
カテゴリー
フリーエリア
最新トラックバック
プロフィール
HN:
赤夢
性別:
非公開
職業:
塗装業
趣味:
物書きと読書と映画
自己紹介:
あかいゆめなのに何故ブログは青っぽいのかと聞かれて詰まってしまったどうしようもない生き物。色は青の方が好きなのです。
ブログ内検索
カウンター
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
シェリダンは時々、「店長はムービースターなのではないか」と思うことがある。
そもそも何気なく「店長はなんていう映画に出ていたんです?」と聞いたことからしてもまさか一般市民だなんて思いもしていなかったのであるが、「僕、ムービースターじゃないよ?」と言っているのを聞いたときはハッキリ言って全く信じなかった。
ファンタジーなどで僧侶が着ているような服と長ったらしく伸ばした白い髪をゆるく三つ編みにしていて、明らかに魔道書とおぼしき本をものすごく熱中して読んでいることといい、(+怪しげな呪文やら怪しげな薬やらを作っていることといい、)なんというか一般市民として認めるには多大なる抵抗がある人物なのである。
一般市民だなんて認められるか、こんなアレな奴!みたいな不審人物なのである。
「いやぁ、君達ムービースターが来てくれてホントに助かったよ。大っぴらに魔術の研究しててもちょっと引かれるだけで済むし、情報提供してくれる人までいるし、ちょっとやりすぎてもムービースターならそのくらい出来てもおかしくないって勘違いしてくれるし、ヴァティカンに通報されないし」
絶対ムービースターだと思うのだ。
これがエキストラだとか、冗談にも程がある。
「妄想は映画の中だけにしておいた方が賢明かと思われますが」
「やだな、僕はエキストラ、この世界の住人だって。大体魔術なんて、そもそも表に出ないだけで昔は結構流行ってたんだからさ」
「店長・・・」
「え、何その可哀相な人を見る目?本当の話だよ。今でも素質がある人は結構いるしね。ただ、「使い方」を知らないから、他人より物の感じ方がちょっと違うとか、見てる物がちょっと違うとかで終わっちゃってるけど」
「・・・・・・・・」
「別に無理に信じようとしなくてもいいけどね。魔術師の言うことは信じちゃいけないって言うし」
「・・・・・・・・」
なおさら店主の正体がわからなくなった。
そもそも何気なく「店長はなんていう映画に出ていたんです?」と聞いたことからしてもまさか一般市民だなんて思いもしていなかったのであるが、「僕、ムービースターじゃないよ?」と言っているのを聞いたときはハッキリ言って全く信じなかった。
ファンタジーなどで僧侶が着ているような服と長ったらしく伸ばした白い髪をゆるく三つ編みにしていて、明らかに魔道書とおぼしき本をものすごく熱中して読んでいることといい、(+怪しげな呪文やら怪しげな薬やらを作っていることといい、)なんというか一般市民として認めるには多大なる抵抗がある人物なのである。
一般市民だなんて認められるか、こんなアレな奴!みたいな不審人物なのである。
「いやぁ、君達ムービースターが来てくれてホントに助かったよ。大っぴらに魔術の研究しててもちょっと引かれるだけで済むし、情報提供してくれる人までいるし、ちょっとやりすぎてもムービースターならそのくらい出来てもおかしくないって勘違いしてくれるし、ヴァティカンに通報されないし」
絶対ムービースターだと思うのだ。
これがエキストラだとか、冗談にも程がある。
「妄想は映画の中だけにしておいた方が賢明かと思われますが」
「やだな、僕はエキストラ、この世界の住人だって。大体魔術なんて、そもそも表に出ないだけで昔は結構流行ってたんだからさ」
「店長・・・」
「え、何その可哀相な人を見る目?本当の話だよ。今でも素質がある人は結構いるしね。ただ、「使い方」を知らないから、他人より物の感じ方がちょっと違うとか、見てる物がちょっと違うとかで終わっちゃってるけど」
「・・・・・・・・」
「別に無理に信じようとしなくてもいいけどね。魔術師の言うことは信じちゃいけないって言うし」
「・・・・・・・・」
なおさら店主の正体がわからなくなった。
PR
一日が30時間あったらいいのにと思います。
時間があれば店主とシェリダンのアレな会話が書けるのに・・・!
「店長、その蛍光ピンクの液体は一体何なんですか」
「うん?これかい?苺牛乳だよ。飲んでみる?けっこうイケルよ」
「店長。いくら自分がこの街に来て日が浅いとは言え、そこまで世間知らずじゃない。イチゴ牛乳くらい知ってますが、そんなどぎつい色はしてなかった筈ですが」
「やだね、シェリダン君は。苺牛乳だよ。―――僕特製の」
「そんな怪しさ全開のもの飲むわけないでしょうが!いい加減アヤシイ実験の末に出来た物体を食べさせようとするのは止めて下さい!」
「別に実験はしてないよ、ちゃんとイチゴと牛乳を使って、ちょっとしたスパイスを入れただけだしね」
「そのちょっとしたスパイスが不味いんだってことに気付け!頼むから!!」
「シェリダン君、そんなにエキサイトしなーい。」
「他人の話聞いてるのかとかスパイスはスルーかとか言う前に―――貴様に言われたかないわっ!!!」
こんな感じの会話と文章を考えたいのですがじかんがない。
この会話の後にきっと「誰がエキサイトさせてると思ってるんだこのイカレ店長!」とか叫ぶんだろうな。性格変わってるよー、とかいう人がいらっしゃったなら宣言します。ヤツはキレるとこうです。
それでもお金がかかると店主と同等の会話をできます。そういう時のやつの目は妙に据わっていて、きっと色んな意味で最強です。昔から金で苦労してますしね。その辺の過去話も書きたいなあ。
それから、シェリダンが敬語なのは、一応雇い主で上司で目上だからです。そうじゃなければきっと即行で縁を切って街で見かけたらさり気なく避けます。
「一生ヤツと遭遇しませんように」とか願掛けに行きそうです。
シェリダンはあんまり性格をガッチリ決めてないので、色んなところで応用が利きそうです。
苦労性で不運なのは変わらないけど。
時間があれば店主とシェリダンのアレな会話が書けるのに・・・!
「店長、その蛍光ピンクの液体は一体何なんですか」
「うん?これかい?苺牛乳だよ。飲んでみる?けっこうイケルよ」
「店長。いくら自分がこの街に来て日が浅いとは言え、そこまで世間知らずじゃない。イチゴ牛乳くらい知ってますが、そんなどぎつい色はしてなかった筈ですが」
「やだね、シェリダン君は。苺牛乳だよ。―――僕特製の」
「そんな怪しさ全開のもの飲むわけないでしょうが!いい加減アヤシイ実験の末に出来た物体を食べさせようとするのは止めて下さい!」
「別に実験はしてないよ、ちゃんとイチゴと牛乳を使って、ちょっとしたスパイスを入れただけだしね」
「そのちょっとしたスパイスが不味いんだってことに気付け!頼むから!!」
「シェリダン君、そんなにエキサイトしなーい。」
「他人の話聞いてるのかとかスパイスはスルーかとか言う前に―――貴様に言われたかないわっ!!!」
こんな感じの会話と文章を考えたいのですがじかんがない。
この会話の後にきっと「誰がエキサイトさせてると思ってるんだこのイカレ店長!」とか叫ぶんだろうな。性格変わってるよー、とかいう人がいらっしゃったなら宣言します。ヤツはキレるとこうです。
それでもお金がかかると店主と同等の会話をできます。そういう時のやつの目は妙に据わっていて、きっと色んな意味で最強です。昔から金で苦労してますしね。その辺の過去話も書きたいなあ。
それから、シェリダンが敬語なのは、一応雇い主で上司で目上だからです。そうじゃなければきっと即行で縁を切って街で見かけたらさり気なく避けます。
「一生ヤツと遭遇しませんように」とか願掛けに行きそうです。
シェリダンはあんまり性格をガッチリ決めてないので、色んなところで応用が利きそうです。
苦労性で不運なのは変わらないけど。
シェリダン・ストーンウォークは基本的に運が無い。
運が無い悲劇的証拠その一。
・映画内で「たまたま」魔力親和性が高かったおかげで結果的に魔術研究の実験体に。
運が無い過去的証拠そのニ。
・人間だった頃、実は貴族でありながらジリ貧で、日銭稼ぎをして暮らしていたという苦労性な設定あり。
運が無い現実的証拠その三。
・銀幕市に実体化してから、ヤバイ店で働かざるを得なくなったということ。(借金付き。)
きわめつけ。
・押しに弱い。
聡明な皆さんなら、ゴーイングマイウェイな人々の集う銀幕市で押しに弱いということがどんな悲劇(喜劇?)に繋がるか、たぶんお分かりになられると思われます。
下町で日銭稼ぎをして暮らしていた癖に貴族としての礼儀もしっかり身につけているので、それが裏目に出ることもしばしば。
礼儀正しく迫られると断れない。
なんて素敵な要素でしょう!まだ二十数年しか生きていない若造なので上手くかわすことができないようです。ああ面白い。今度「BLACK JOKE」の店主とのやりとりを書いてみたいです。
あの店主さんはきっと素敵に無敵にゴーイングマイウェイな会話にしてくれるでしょう。
・・・でも書く時間がないかもしれません。しょんぼり・・・
魔王シェリダン・ストーンウォークの一日
・起床
朝。
カーテンから差し込む光が熱を帯びてくる頃、シェリダンは起きてくる。
欠伸を漏らしつつ起き上がり、流しに向かいながら夜着代わりのシャツを脱いで洗濯機に放り込む。朝に風呂に入る主義の彼はそのままバスルームへ直行する。
・朝食
生乾きの髪を後頭部で適当に括り、洗いざらしのコットンシャツとGパンという無造作な格好で冷蔵庫を開け、昨日作った野菜炒めの残りとベーコン、ミネラルウォーターを取り出す。パンの上に野菜炒めをのせて、さらにその上にベーコンをのせ、トースターでベーコンの端が焦げるまで焼き、完成。
以前、人間だった頃はこんなものではとても昼までもたなかったことを考えると、今の身体はずいぶん燃費がいい。
・午前中
朝食の後片付けをして、家の中を適当に掃除した後、出かける。何も予定が無い日は図書館に行って知識の吸収に努める。
ちなみに家の前には、銀幕市に実体化して一番最初に出会った生物――外見は灰色の犬だか狼だか――がいる。どうやらムービースターらしいのだが、話せないのでいまいちわからない。しかし基本的に言葉はわかるようで、妙に人間臭い仕草をすることがあり、シェリダンはこの不思議な獣と奇妙な仲間意識を育んでいた。
「昼食を食べに行くが、来るか?」
「オンッ」
名前の無い獣を、シェリダンは結構気に入っている。
・起床
朝。
カーテンから差し込む光が熱を帯びてくる頃、シェリダンは起きてくる。
欠伸を漏らしつつ起き上がり、流しに向かいながら夜着代わりのシャツを脱いで洗濯機に放り込む。朝に風呂に入る主義の彼はそのままバスルームへ直行する。
・朝食
生乾きの髪を後頭部で適当に括り、洗いざらしのコットンシャツとGパンという無造作な格好で冷蔵庫を開け、昨日作った野菜炒めの残りとベーコン、ミネラルウォーターを取り出す。パンの上に野菜炒めをのせて、さらにその上にベーコンをのせ、トースターでベーコンの端が焦げるまで焼き、完成。
以前、人間だった頃はこんなものではとても昼までもたなかったことを考えると、今の身体はずいぶん燃費がいい。
・午前中
朝食の後片付けをして、家の中を適当に掃除した後、出かける。何も予定が無い日は図書館に行って知識の吸収に努める。
ちなみに家の前には、銀幕市に実体化して一番最初に出会った生物――外見は灰色の犬だか狼だか――がいる。どうやらムービースターらしいのだが、話せないのでいまいちわからない。しかし基本的に言葉はわかるようで、妙に人間臭い仕草をすることがあり、シェリダンはこの不思議な獣と奇妙な仲間意識を育んでいた。
「昼食を食べに行くが、来るか?」
「オンッ」
名前の無い獣を、シェリダンは結構気に入っている。