螺旋特急ロストレイルに登録しているキャラクター背後のブログです
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赤夢
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非公開
職業:
塗装業
趣味:
物書きと読書と映画
自己紹介:
あかいゆめなのに何故ブログは青っぽいのかと聞かれて詰まってしまったどうしようもない生き物。色は青の方が好きなのです。
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メンバー
レドメネランテ・スノウィス
ティモネ(&アオタケ)
バロア・リィム
レモン
リゲイル・ジブリール(&銀ちゃん)
ベアトリクス
レイエン・クーリドゥ
シェリダン・ストーンウォーク
クハイレ・ウヴェウィンベレ
ダスト(&ダスティ)
DD(&アーテミシア)
未登録キャラ
バー「BLACK JOKE」店主
(ご指名ありがとうございます!!)
部屋は緊張に包まれていた。
前回の5名と2匹(?)からメンバーが倍に増え、かつその中に知り合いがいたりいかにもヤバ気な雰囲気をかもし出すのがいたり子どもがいたり動物がいるからである。
ついでにバッキーもいたりするからである。
とはいえ緊張に包まれているのはメンバーの半分ほどで、残りの半分は好き勝手に騒ぎまくり、緊張の欠片もなかったが。
「ちょっとっ!そこ、黙りこくってるんじゃないわよっ、ノリが悪いわね!」
「ヒャーハハハハハア見ろよ見ろよダスト様よォオオ笑っちまうようなメンバーじゃねェかァヒーハハ!救世主嬢ちゃんまでいるぜェケケケケッ!」
「何で僕がこんなところにいるんだろう・・・」
「バロエリーナ、どうしたのー?」
「やあ、レン」
「あ、レイエン!えへへへ~」
「つーかてめーらいつの間に現れやがった・・・」
「気にしない気にしない。気にすると若ハゲするよ~」
ついさっきまでいなかったはずが、いつの間にかゴスロリのウサギ(どこからどう見てもウサギだ。紛うことなきウサギだ。)とネコ耳フードを被った妙に達観した雰囲気の少年と、レイエンに撫でられて無邪気に笑う雪のような色彩の少年、それに妙に大きいバッキーを連れた可愛らしい少女が当然のようにそこにいて平然と騒いでいるのだ。しかもなぜか自分の隣には見たことも聞いたこともない、長い白髪の怪しげな男が座っている。こいつもいつ現れやがった。DDは銀幕市って不思議なところだな、と遠い目をしながら思った。
「おこんばんわ。王様ゲームをやるんですって?」
マンションの扉を開けて、ムービーファンティモネがひょこりと顔を覗かせた。その頭にはバッキー「アオタケ」が吸いついている。慣れているのか、彼女はそれを払いもしない。
「‘‘王様’’・・・?」
その隙間から中を覗き込んだのは、幼い女帝、ベアトリクスである。「王様」というフレーズに惹かれてやってきたらしい。ティモネと手を繋いでいるところを見ると、すぐそこで遭って一緒にやって来たのだろう。
「楽しそうですわね。ティモネさん、ご一緒してよろしいかしら?」
妖艶に微笑むティモネの傍らで、ベアトリクスがよく分からないような感じで首を傾げる。
「余もいっしょしたいのである」
・・・このツーコンボに勝てる人はそういないであろう眺めだった。
この二人の参戦によって、王様ゲーム会場は更なるカオスに突き落とされたりされなかったり(どっちだ)するのだが、それは会場の誰もが口をつぐむものであったという・・・。
あるいは満面の笑顔で、あるいは微妙に引き攣った顔で。
レドメネランテ・スノウィス
ティモネ(&アオタケ)
バロア・リィム
レモン
リゲイル・ジブリール(&銀ちゃん)
ベアトリクス
レイエン・クーリドゥ
シェリダン・ストーンウォーク
クハイレ・ウヴェウィンベレ
ダスト(&ダスティ)
DD(&アーテミシア)
未登録キャラ
バー「BLACK JOKE」店主
(ご指名ありがとうございます!!)
部屋は緊張に包まれていた。
前回の5名と2匹(?)からメンバーが倍に増え、かつその中に知り合いがいたりいかにもヤバ気な雰囲気をかもし出すのがいたり子どもがいたり動物がいるからである。
ついでにバッキーもいたりするからである。
とはいえ緊張に包まれているのはメンバーの半分ほどで、残りの半分は好き勝手に騒ぎまくり、緊張の欠片もなかったが。
「ちょっとっ!そこ、黙りこくってるんじゃないわよっ、ノリが悪いわね!」
「ヒャーハハハハハア見ろよ見ろよダスト様よォオオ笑っちまうようなメンバーじゃねェかァヒーハハ!救世主嬢ちゃんまでいるぜェケケケケッ!」
「何で僕がこんなところにいるんだろう・・・」
「バロエリーナ、どうしたのー?」
「やあ、レン」
「あ、レイエン!えへへへ~」
「つーかてめーらいつの間に現れやがった・・・」
「気にしない気にしない。気にすると若ハゲするよ~」
ついさっきまでいなかったはずが、いつの間にかゴスロリのウサギ(どこからどう見てもウサギだ。紛うことなきウサギだ。)とネコ耳フードを被った妙に達観した雰囲気の少年と、レイエンに撫でられて無邪気に笑う雪のような色彩の少年、それに妙に大きいバッキーを連れた可愛らしい少女が当然のようにそこにいて平然と騒いでいるのだ。しかもなぜか自分の隣には見たことも聞いたこともない、長い白髪の怪しげな男が座っている。こいつもいつ現れやがった。DDは銀幕市って不思議なところだな、と遠い目をしながら思った。
「おこんばんわ。王様ゲームをやるんですって?」
マンションの扉を開けて、ムービーファンティモネがひょこりと顔を覗かせた。その頭にはバッキー「アオタケ」が吸いついている。慣れているのか、彼女はそれを払いもしない。
「‘‘王様’’・・・?」
その隙間から中を覗き込んだのは、幼い女帝、ベアトリクスである。「王様」というフレーズに惹かれてやってきたらしい。ティモネと手を繋いでいるところを見ると、すぐそこで遭って一緒にやって来たのだろう。
「楽しそうですわね。ティモネさん、ご一緒してよろしいかしら?」
妖艶に微笑むティモネの傍らで、ベアトリクスがよく分からないような感じで首を傾げる。
「余もいっしょしたいのである」
・・・このツーコンボに勝てる人はそういないであろう眺めだった。
この二人の参戦によって、王様ゲーム会場は更なるカオスに突き落とされたりされなかったり(どっちだ)するのだが、それは会場の誰もが口をつぐむものであったという・・・。
あるいは満面の笑顔で、あるいは微妙に引き攣った顔で。
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