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バロナバロアさんのブログに我がブログへのリンクを発見。
(すいません素でバロナさんが本名だと思ってました赤夢です)
バロア背後さんに覗かれてたなんて!嬉しいやら恥ずかしいやらで台風に吹き飛ばされてしまいたくなりました。跡形もなく粉砕してくれるさ、台風4号なら!
しかし、じゃあバロア背後さんのブログ「三月家の家訓」をリンクさせてもらおうと思ったのですが、はた、と停止。・・・コレどうやるんですか?
ブログ超級初心者の赤夢と申します。
右も左も上も下もわかりません。
ときどき色々わからなすぎて「みぎゃー!」と悲鳴を上げます。
この生物の名前を赤夢といいます。
某吸血鬼背後様のところでSSを読んで、思わず一言書き込んでしまいました。
読んだ瞬間爆笑したものですから。
あー面白かった。ちょっとあだるちっくでしたが、自分も以前考えたことのあるネタだったもので、楽しんで読ませていただきましたー。
そろそろレイエンの話が書きたいですね。
角になんかされるとシッポ握られたサイヤ人のようになるといい。
角の詳しいデータ
・臙脂色の捩れて天を向いた角。よく見ると半透明。
・両のこめかみから一本ずつ、合計2本生えている。
・折れると新しい角が生えてくる。折れた角は抜け落ちる。
・頭脳に直結した感覚器官に近いものなので、結構デリケートというか敏感というか鋭敏。
・紫電を発し、攻撃することが出来る。
・・・こんなもん?でしょうか。
このネタでどんな話が書けるのか考え中。
自分を守るための虚偽の鎧の中に、一握りの秘密を隠して。
奴に純真さが少しでもあったとは知らなんだ。
今日シェリダン・ストーンウォークが寂しすぎて泣いちゃう確率 34%
今日シェリダン・ストーンウォークがさんざん迷った結果間違った方に進む確率 65%
今日シェリダン・ストーンウォークが腹黒い確率 23%
今日シェリダン・ストーンウォークがペットに好かれる確率 8%
今日シェリダン・ストーンウォークがずっと逆側にフタを捻っている確率 48%
爆 笑 。
だって寂しすぎて泣いちゃうって!
さんざん迷って違う方向に進むって!
腹黒いって!
ずっと逆側にフタを捻ってるって!!!!
爆笑!
全部ありえるよ!
次、クハイレ。
それを作った理由はその一言に尽きる。
就職先が見つからず、もういっそ本性を現してどこかの庭先にでも飼われてやろうかとヤケッパチになっていたときだった。
銀幕ジャーナルを拾ったのは。
ベビーピンクの君をその紙面に見つけたのは。
クハイレがこの時暇であったのは、かの御仁、八之銀二にとってとてつもなく不運であったとしか言いようがなかった。
自宅。
「確か、女装癖というのでありましたか。」
銀幕ジャーナルを前に、クハイレは考えこんでいた。
「八之様がこのような特殊な性癖をお持ちでいらしたとは初耳でございます。」
間違った認識が着々と育まれていく。
「遺伝子的にかなり理想の方でございましたが・・・私も鼻が鈍ったのでございましょうか」
クハイレは、根本的に、なぜ人間の雄というものが雌のふりをするのを嫌がるのか理解できない。彼女ら狼にとっては、雌のふりなど獲物をおびき寄せるなどで結構役に立ったものだからだ。
弱々しく見えるから嫌なのだろうか?
クハイレは首を傾げる。
「別段、女装癖があったからといってただの個性以外の何ものでもないと思われるのですが・・・なぜヒトはこうも騒ぐのでしょうか」
わからない。
わからない、が・・・。
「楽しそうでございますね」
写真を取られたことに対する恐怖とか焦りとか崩れるプライドとかがありありと顔に表れている銀幕ジャーナルの写真を見て、なぜそう思えるのか。
「ちょうど暇でございますし、ヲトメサイズのメイド服でも作ってみましょうか」
間の悪いことに、彼女は、暇だったのだ。
出来上がった「ヲトメ専用メイド服」を見て、彼女は満足げに頷いた。
「なかなかの出来でございます」
黒い生地に白いレースのふんだんに使われたそれは、「メイド服」というよりはどこか「ゴスロリ系」の衣装だったが、まっ平らな胸を隠すようにふんわりとしたレースを使ったエプロンが、メイドらしさを引き出している。ヘッドドレスまで仕上げたのは、やはり暇だったからなのだろうか。
「早速売りに出かけましょう」
出来上がって十分でフリ―マーケットに並ぶこととなったメイド服は、
『漢女(ヲトメ)専用メイド服 今なら××××円でヘッドドレスつき!』
と看板を出した瞬間、速攻で売れた。
その反応の激烈さに、クハイレは今後も作るかどうか、真剣に検討中である。
貧しさは人の心を蝕むか?
―――否。
「にーちゃーん!」
近所の子供たちの元気な声が近付いてきた。
赤毛のビル、アッシュブロンドのセス、黒髪のマナ、茶髪のマーク。
その格好はひどいもので、襤褸切れを纏っているとしか言いようがない。それでも泥に汚れた顔ははちきれんばかりの生命力に輝いているし、その明るい瞳にはこの境遇を嘆いているような陰はこれっぽっちもない。
「ビリー、セス、マナ、マック」
一人一人名前を呼ぶと、嬉しそうに駆け寄ってくる。
その光景は、一種異様であった。
きちんとした宮廷服をその身にまとい、一片の曇りもなく銀に近い金髪をリボンで括った白皙の青年が、ボロ切れを着た子供の乞食を相手に眩しいばかりの微笑みを浮かべて待っているのだ。
その容姿、立ち居振る舞いなどから貴族と知れる青年が、だ。
「おかえりー!」
ぎゅうぎゅうと抱きついた子供たちの頭をポン、と叩いて、彼は優しげな微笑みを浮かべたまま黒髪の子供を吊り上げた。
「なんだよ、離せよー!」
「財布を返したらな」
青年がそういうと、子供たちは顔を見合わせた。
「・・・バレた?」
「今度も失敗ー」
「にーちゃん、隙がなさすぎー」
どうやら抱きついた隙に財布をすりとっていたらしい。
「おまえたちね、年季が違うんだからそう簡単に騙されるわけないだろう」
と、いうか。
会う度に走り寄ってきて財布を掠め取ろうとするのだから、騙される以前の問題だ。とはいえ、四人の子供たちのうち誰がすりとったのかはそう簡単にわかるはずがないのだが。
「仕方ないねー」
「しょうじんします」
「次こそは!」
「にーちゃん、今日のごはん何」
好き勝手に騒ぐ子供たちに、青年は明るい緑の瞳を瞬かせた。
「今日も収穫がなかったのか?」
「今日もってなんだー!」
「ひびがんばっているのです」
「昨日は一回成功したよ!」
「今日はおかねがないからごはんちょーだい」
子供たちはスリをして生活している。
収穫があった日にはご飯にありつけるが、なかった日にはすきっ腹を抱えて寝るしかない、そんな生活を送っている。彼らでは、幼すぎて雇ってくれるところがないのだ。
そんな4人は、稼ぎのない日はこの貴族の青年にたかっている。
「四人いるんだから連携してやればかなり出来るだろうに・・・バラバラでやろうとするからダメなんだ」
「いつかにーちゃんに追いついて見せる!」
「でんせつのすりしをこえるのだあ!」
「できるもんならやっとるわい!」
「ねーにーちゃーん、ごーはーんー」
「マナ、とりあえず財布」
「ちぇー」
しぶしぶと手にした布袋を返すと、青年はそれを受け取って懐に収めた。
「残念ながら今日は貴族のお勤めをしてきたから、働く時間は無かったしな。財布の中には一銭もない」
「「「「えー!!!!」」」」
「仕方ない、今日は草でも食べてしのげ」
「やだー!」
「こないだ食べたらおなかこわしたよ!」
「青臭いからやだー!」
「にくがたべたーい!」
「夜会なんて貴族めー!」
「にーちゃんのばかー!」
「どーせにーちゃんはたらふく食ってきたんだろー!」
「いーなー!」
「失礼な、夜会ではそんながっついて食べないもんだぞ」
青年が懐から出した包みに、子供たちは一斉に口を噤んだ。