螺旋特急ロストレイルに登録しているキャラクター背後のブログです
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赤夢
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非公開
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塗装業
趣味:
物書きと読書と映画
自己紹介:
あかいゆめなのに何故ブログは青っぽいのかと聞かれて詰まってしまったどうしようもない生き物。色は青の方が好きなのです。
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ええもちろん暇なときなんてありゃしませんが。
今やってる作業を全放棄すれば暇にはなりますが、まあそれは論外として。
そうだ、お疲れの某方にはコレ、蔵書庫で本を読むヴィクターをお届けします。背中からどっしりのしかかると「うわあ!?」とか驚きつつも支えてくれます。
心地良い静寂が積もるそこに、微かな、乾いた音がする。
カサリ
落ち着いた指先でページを捲る。
僅かに前傾した背、硝子の奥の伏せられた視線、肩に流された艶消しの黒髪。
ずらりと立ち並ぶ書棚の隙間にひっそりと佇んでいる、不思議なほどにしっくりとかみ合わさっているその眺め。
かさり
時折響くページを繰る音以外聞こえる音はなく、またその音も静寂を破ると言うよりは静寂に溶け込むような音だ。
パタン
手に持っていた本を閉じ、上げられた視線が本の立ち並ぶ壁の空白を映す。静かな、丁重とさえ思える様な手つきがその空白を埋め、レンズ越しの紅い鏡に金箔の文字が踊る。
白絹で覆われた指が本の背を伝い、ひたりと止まった。
本の城壁に再び空白が生まれ、真摯な瞳に暴かれる書物がパラリパラリと微かな抗議の軋みを上げる。
それでも静寂は破られることはなく・・・・・・
・・・が、頑張ったぜ俺!
持ってけドロボー!( `□´)つ【読書するへタレ】
すみません献上します。m(_ _)m
今やってる作業を全放棄すれば暇にはなりますが、まあそれは論外として。
そうだ、お疲れの某方にはコレ、蔵書庫で本を読むヴィクターをお届けします。背中からどっしりのしかかると「うわあ!?」とか驚きつつも支えてくれます。
心地良い静寂が積もるそこに、微かな、乾いた音がする。
カサリ
落ち着いた指先でページを捲る。
僅かに前傾した背、硝子の奥の伏せられた視線、肩に流された艶消しの黒髪。
ずらりと立ち並ぶ書棚の隙間にひっそりと佇んでいる、不思議なほどにしっくりとかみ合わさっているその眺め。
かさり
時折響くページを繰る音以外聞こえる音はなく、またその音も静寂を破ると言うよりは静寂に溶け込むような音だ。
パタン
手に持っていた本を閉じ、上げられた視線が本の立ち並ぶ壁の空白を映す。静かな、丁重とさえ思える様な手つきがその空白を埋め、レンズ越しの紅い鏡に金箔の文字が踊る。
白絹で覆われた指が本の背を伝い、ひたりと止まった。
本の城壁に再び空白が生まれ、真摯な瞳に暴かれる書物がパラリパラリと微かな抗議の軋みを上げる。
それでも静寂は破られることはなく・・・・・・
・・・が、頑張ったぜ俺!
持ってけドロボー!( `□´)つ【読書するへタレ】
すみません献上します。m(_ _)m
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