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螺旋特急ロストレイルに登録しているキャラクター背後のブログです
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自己紹介:
あかいゆめなのに何故ブログは青っぽいのかと聞かれて詰まってしまったどうしようもない生き物。色は青の方が好きなのです。
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昨日はかなり落ち込みながら就寝した私ですが、今朝黒木さんちが更新されているのを見、友人にラリアットかましてブローを返されローリングソバットなんかやってきやがったので足掴んでひっくり返してやったら三分の一くらい回復しました。
ええ私は現金な人間ですとも。
プロレス技とか書きましたが別にスポーツとか武道とかプロレスはやってませんよ。誰かと真面目に喧嘩したら一分で負ける自信がありますよ。
とりあえず溜め息は止まったので、あとはこのテンションの低さがなんとかならんものか。
銀幕大戦でダストかDDの部隊考えてみようかな。
気晴らしに。

あと、王様ゲーム参加者募集中です。
第10回くらいまでやりたいと思います。

メンバー
レイエン・クーリドゥ
シェリダン・ストーンウォーク
クハイレ・ウヴェウィンベレ
ダスト(&ダスティ)
DD(&アーテミシア)

銀幕市自然公園が望める8階建てのマンション。その最上階に5名のムービースターが集っていた。
柔らかで儚げな雰囲気を纏い、信じられないほどに美しい容姿の青銀の麗人。
浅黒い肌、黒い刺青、両のこめかみから生える角、優雅な顔立ちをした魔王。
それなりに端整ではある顔を完璧な無表情に固め、鋭い空気を漂わせるメイド。
土気色の肌、無機質な瞳、彫刻のように動かず、死の気配を漂わせる灰色の死神。
ケタケタと笑い続ける髑髏のついた黒い大鎌。
オレンジ、金と派手な色彩をその身に纏い、黒い眼帯が異質な蝙蝠耳の異形。
それに追従するように周りを飛ぶ発光体の妖精。
彼らの前、円形のテーブルの中央には、数本の木の棒が入った筒。
「・・・なあ」
オレンジ髪の青年が口を開いた。
「王様ゲームっつーチョイスはどこからきたんだとか、そういうのはおいといてだ。なんで俺ン家でやんだ?」
部屋の提供主、DDはうんざりした表情でイスをがたつかせた。
「家を持っている者が私、シェリダン様、そして貴方様のみだったからでございます。そしてここが一番広かったからではないかと思われますが」
黒い古風なメイド服を着たクハイレが答えた。仰々しい口調で、無表情で話されると気圧される気がする。
「ヒーヒヒヒ!ウチのゴシュジンサマはホームレスであらせられマスってかァヒャハハハハァ!」
髑髏がカタカタと喚くが、灰色の男はぴくりとも動かず、どこを見ているのか定かでない視線も揺らぐことはない。
「とりあえずさっさと始めよう。これは夢だそうだから、ゲームが終わったら記憶に残ってすらいないらしい。安心しろ・・・?とか赤夢は言っていたが」
黒い巻き毛をかき上げ、血色の瞳を瞬かせてシェリダンが首を傾げた。
「王様ゲームというのはあれだろう、王様の言うことを聞かなくちゃいけないゲームだろう?後に響くような命令をしても大丈夫ということじゃないかな」
床につきそうな長さのプラチナ・ブルーの髪を揺らし、レイエンが答えた。神々しい美貌は柔らかに笑んでいる。

「じゃあ、始めるか」
第1回王様ゲームが始まった。

「お」
「・・・」
「ん」
「おや」
「私が王様のようでございますね。では命令をさせていただきます」
クハイレが手を上げた。誰がどの番号か明かさないため、博打的なゲームだ。
「1番の方、10分以内に生きた鶏か八之様を連れてきて下さい」
クハイレ欲望一直線。
「えっこれ室内ゲームじゃねぇの!?」
1番だったらしいDDががたっと立ち上がる。もっともだ。
「お嫌でしたらあちらの罰ゲームを受けていただければ・・・」
「行って来ます!」
そう、この王様ゲーム、命令が遂行できなかった場合の罰ゲームまで用意してあるのだ。無理難題が出るのを知っていたとしか思えない。
罰ゲームは、4つの箱の中のどれかから紙を引き、そこに書かれていたことをこなさなければならない。
ちなみに、箱にはそれぞれ「体技」「セクハラ」「仮装」「逆鱗」と書かれている。
「体技」は「スクワット100回100秒でこなせ」だの「空中三回転半捻りやれ」だの「2ゲーム終わるまでイスの上で正座」だの「座ったまま宙返り」その他モロモロの紙が入っている。
「セクハラ」は「隣の人にキスしろ」だの「一枚脱げ」だの「春本を臨場感たっぷりに朗読せよ」だの「とりあえず誰か押し倒せ」その他モロモロ。
「仮装」は「猫耳」だの「蝶々仮面」だの「ウエディングドレス」だの「月光仮面」だの「燕尾服」だの「セーラー服」だの「スクール水着」だの「サンバ」その他モロモロ。
「逆鱗」は少々特殊で、「●番を怒らせろ」というものだ。怒らせる人によってはとても大変なことになるので要注意。絶対怒らない人もいるので要注意。
「持って来たぜ鶏ィ!間に合ったか!?」
息切れしながらベランダから登場したDDは鶏を小脇に抱えていた。どうやら、マンションの階段を登ってくるより外壁を登った方が速かったらしい。
「三秒オーバーでございます」
「ちっ」
「では体技の罰ゲームをお願いいたします」
「3秒でも駄目なのかよ!」
「当然でございます」
どこか楽しそうなクハイレが箱を指し示す。容赦ないのは性格ゆえだろうか・・・。
結局、DDは「5秒で宙返り15回」を引き、それをこなして見せた。終わった後に目を回していたが・・・


「あー」
「・・・」
「あら」
「ふむ」
「おや」
「ギャハハハハ!よっしゃァカマン俺サマの時代ィ!引きやがったぜマイマスターよォォ言わせろ俺のオーダー!」
髑髏がカタカタケタケタ笑う。
「4番下へ行って魂を百摘んで来い」
無感情すぎていっそ無機質ですらある声音が命令を発した。
「てめェ根暗俺サマに言わせろっつったじゃねーかアァン?つか今度は4日ぶりに喋りやがったなァ死神野郎よォヒーハハァ!しかも一言以上は1ヶ月飛んで3週間ぶりだなァ!」
「草をむしるのでもよろしいのでございますか?」
クハイレが4番を引いていたらしい、髑髏を無視して確認した。頷いた灰色の男から視線をはずして立ち上がる。窓をがらりと開け、下に飛び降りていった。
シェリダンは遠い目で、なんでみんな窓から出入りするんだろうここ8階なのに、とか思っていた。


これにて王様ゲーム第1回終了。
参加者募集中!
ノベルやイベント、掲示板に2回以上参加したPCの名と誰それにこんな命令がしたい!的なプレイングを送って下さい。そのほかやりたいことがあったらどうぞ~
メールでも良いですよ。
罰ゲームの内容は随時募集中です。
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